関東のとある県にある古見毛という地方では、
 毎年夏と冬に大規模な忍の祭典が開かれている。
 この祭典は、とうに失われたと思われている忍の技や姿を
 一般人が真似て楽しむお祭りだ。
 一見平和なものだが、実はこの祭典は各流派が一時休戦し、
 協力して忍の広報に努めるためのものだ。
 あなたたちは各流派から、夏の祭典の運営スタッフとして派遣された。
 今年の夏はオリンピックという一般人の祭典と重なり、
 例年より静かな祭りになるかと思われた。
 そんな予想を覆し、織野 火玖都おりのほくとという男から
 『祭典に合わせて古見毛を襲う』という予告状が届いたのだった。
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